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「感謝の思いでいっぱい」 カンヌ脚本賞の坂元さん

 第76回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作、映画「怪物」(是枝裕和監督)が2日、公開初日を迎え、東京都内で舞台あいさつが行われた。同映画祭で脚本賞を受賞した脚本家の坂元裕二さん(56)は映画の企画が2018年に始まったとした上で「皆さんに見てもらえる日をずっと願い、届けられる日を思い続けてきた。感謝の思いでいっぱいです」と話した。

 坂元さんはフランス・カンヌでの日々を振り返り「自分の想像以上の歓声で迎えられ、常に観客の反応がすごかった」と語った。壇上では脚本賞のトロフィーも披露された。出演者の柊木陽太君(11)が「すごくきれいです」と目を輝かせ、拍手が起こった。

(2023年06月02日 19時51分 更新)

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