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トヨタ「水素ファクトリー」新設 7月1350人体制で開発加速

 トヨタ自動車は31日、水素を使う燃料電池や水素関連商品を一手に担う専任組織「水素ファクトリー」を7月に新設すると発表した。分散していた人材や組織を集めて開発や海外展開を加速させる。

 商用車を中心に手がける社内カンパニーにある「水素事業領域」を格上げし、人員は50人程度増やして約1350人とする。燃料電池車(FCV)の心臓部を担うほか、水素の貯蔵装置なども手がける。レースの現場で市販化に向けた開発が続く水素エンジンに関しては、これまで通り「ガズーレーシングカンパニー」が担当する。

(2023年05月31日 20時30分 更新)

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