岡山県吉備中央町豊岡上で自生のササユリが見頃を迎えた。薄紅色のかれんな花が山あいを吹き抜ける風に揺れている。
自生地は、同町の農業丸川清司さん(88)が所有する山林の一角で、約20アールに約300株が育つ。丸川さんによると、今年は例年並みの今月中旬に開花。徐々に花数を増やしている。6月上旬まで見られるという。
ササユリは本州中部から四国、九州に分布するユリ科の多年草。かつては里山で多く見られたが、山の荒廃で自生地が減少しているとされる。
丸川さんは約30年前から下刈りやイノシシに食べられないよう自生地を柵で囲ったりするなど、保護活動に取り組んでいる。「子どものころは一帯に咲いていた。少しでも増やしたい」と話している。
自生地は、同町の農業丸川清司さん(88)が所有する山林の一角で、約20アールに約300株が育つ。丸川さんによると、今年は例年並みの今月中旬に開花。徐々に花数を増やしている。6月上旬まで見られるという。
ササユリは本州中部から四国、九州に分布するユリ科の多年草。かつては里山で多く見られたが、山の荒廃で自生地が減少しているとされる。
丸川さんは約30年前から下刈りやイノシシに食べられないよう自生地を柵で囲ったりするなど、保護活動に取り組んでいる。「子どものころは一帯に咲いていた。少しでも増やしたい」と話している。
(2023年05月27日 10時09分 更新)