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米政権と野党、債務協議難航 国債格下げの可能性、期限迫る

 米財務省=2022年6月、ワシントン(共同)
 米財務省=2022年6月、ワシントン(共同)
 【ワシントン、ニューヨーク共同】米債務上限引き上げを巡るバイデン政権と野党共和党の協議が難航している。イエレン米財務長官は24日、金融市場に悪影響が出ていると警告した。米政府の資金繰りが行き詰まる「Xデー」が迫る中、格付け会社フィッチ・レーティングスは同日、米国債の格付け見通しを「安定的」から、格下げの可能性を示す「ネガティブ」に引き下げた。

 フィッチは、政府の一部債務が支払われない可能性があると指摘しつつも、期日までに協議がまとまると予想。デフォルト(債務不履行)に陥る可能性は非常に低いと見込み、「トリプルA」の格付け自体は維持した。

(2023年05月25日 18時59分 更新)

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