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ピオーネ初入荷 買い物客が熱視線 天満屋岡山店 天候恵まれ品質上々

天満屋岡山店に初入荷した岡山県産ピオーネ
天満屋岡山店に初入荷した岡山県産ピオーネ
 果物王国・岡山県の夏を彩るブドウ「ピオーネ」が22日、天満屋岡山店(岡山市北区表町)に初入荷した。今シーズンは天候に恵まれたことから、品質は上々で、店頭に並んだ大粒の実が買い物客の注目を集めていた。

 同市南区妹尾で加温栽培された9房(約4キロ)が入荷。1房400グラムに7560円、500グラムに8640円の価格が付けられ、親子連れらが足を止めて熱心に品定めをしていた。

 家族で訪れた女性(35)=同市北区=は「ピオーネは種がなくて食べやすく、子どもたち4人とも大好き。今年も甘くておいしそうですね」と話していた。

 JA全農おかやまによると、今年は冬から春先にかけて十分な日照があり昼夜の寒暖差も大きく、「糖度の高いピオーネが期待できる」と担当者。県産ピオーネの本格的な出荷は6月に始まり、収穫のピークは9月下旬~10月上旬。出荷量は例年並みの約3400トンを見込んでいるという。

(2023年05月22日 17時19分 更新)

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