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米軍バンド 平和の願い音楽に乗せ 福山、G7合わせコンサート

迫力ある演奏を披露する米国空軍太平洋音楽隊員
迫力ある演奏を披露する米国空軍太平洋音楽隊員
 米国空軍太平洋音楽隊のジャズバンド「パシフィック・ショーケース」を招いたコンサート(NPO法人PFF備後クラブなど主催)が19日、2日間の日程で福山市東桜町の広島県民文化センターふくやまで始まった。

 音楽を通じて平和への願いを発信しようと、先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)に合わせて企画。2日間とも同バントと、同市を拠点に活動するピアノとバイオリンの夫婦ユニット「デュオ三木」が出演する。

 初日の同バンドは「戦場のメリークリスマス」「チーク・トゥー・チーク」など12曲を披露。サックスやトランペット、ドラムなどで息ぴったりに軽やかな音色を奏で、観客約500人が迫力ある演奏に聞き入った。

 PFF備後クラブの弓手博理事長は「音楽を楽しみながら、平和の実現に向けて思いを一つにしてほしい」と話した。20日のチケットは完売しているという。

(2023年05月19日 20時12分 更新)

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