農林水産省の「つなぐ棚田遺産」に選ばれている岡山県美咲町大垪和(おおはが)西地区が、田植えシーズンを迎えた。傾斜地一面に広がる水田が陽光にきらめく中、早苗が風に揺れている。
標高400メートルの山あい、すり鉢状の傾斜地約50ヘクタールに約750枚の棚田が広がる。7枚計48・5アールで「あきたこまち」を育てる羽場秀郎さん(73)=同町=は、知人の会社員山田美穂さん(53)=同町=と9日に作業。山田さんが20センチ程度に育った苗を田植え機に積み、羽場さんが不整形な田の中を器用に操って等間隔に植え付けていった。
羽場さんは「平地に比べて草刈りなどの手間は大変だが、きれいな湧き水と豊かな自然の中で作る棚田米はひと味違う。今年もおいしい米を作りたい」と話している。
同地区の田植えは6月中旬まで続き、収穫は8月下旬から9月上旬の見込み。
標高400メートルの山あい、すり鉢状の傾斜地約50ヘクタールに約750枚の棚田が広がる。7枚計48・5アールで「あきたこまち」を育てる羽場秀郎さん(73)=同町=は、知人の会社員山田美穂さん(53)=同町=と9日に作業。山田さんが20センチ程度に育った苗を田植え機に積み、羽場さんが不整形な田の中を器用に操って等間隔に植え付けていった。
羽場さんは「平地に比べて草刈りなどの手間は大変だが、きれいな湧き水と豊かな自然の中で作る棚田米はひと味違う。今年もおいしい米を作りたい」と話している。
同地区の田植えは6月中旬まで続き、収穫は8月下旬から9月上旬の見込み。
(2023年05月10日 18時48分 更新)