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航空機事故対応力向上へ訓練 岡山空港で31機関連携確認

負傷者役の人形を運び出す岡山市消防局の職員ら
負傷者役の人形を運び出す岡山市消防局の職員ら
 航空機事故に備えた救助訓練が11月30日、岡山桃太郎空港(岡山市北区日応寺)であった。岡山県や同市消防局、県警など関係31機関の約180人が参加し、初動対応や連携体制を確かめた。

 100人が乗った旅客機が着陸時に強風でバランスを崩し、滑走路で停止。右主翼付近から出火して30人が負傷した―との想定で臨んだ。

 通報で消防車や救急車など約20台が到着。消防局職員らが、機体に見立てたバスから負傷者役の人形を運び出し、治療の優先順位を決めるトリアージに取り組んだ。県の災害派遣医療チーム「おかやまDMAT」の医師や看護師は滑走路脇の救護所で応急処置に当たり、重傷者をドクターヘリに乗せた。

 訓練は同空港が2年ごとに行っていたが、新型コロナウイルスの影響で4年ぶり。空港管理事務所の桑原宏所長は「負傷者の確認に時間がかかった。原因を洗い出し、対応力の向上に努める」と話した。

(2022年12月01日 18時19分 更新)

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