コロナワクチン 70人に過少接種 和気の医療機関、医師が独自判断
岡山県和気町は24日、町内の医療機関1カ所で、新型コロナウイルスワクチンの個別接種の際、副反応などを心配する70人に規定より少ない量を接種していたと発表した。現時点で体調の異常は報告されていない。
町によると、今年1月~11月、県内の57~101歳の70人に対し、国が定めた量の4分の1から2分の1の量で接種していた。担当した医師は独自の判断で行っており「副反応がつらいといった要望などを考慮した」と説明している。
今月中旬、町外の機関が予診票を確認する中で分かり、指摘があった。医療機関が対象者全員に連絡し、再接種の希望を聞いたところ、希望者はいなかった。接種回数として計上されるかは町が国に確認中。町は「適正な接種を行うよう指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
町によると、今年1月~11月、県内の57~101歳の70人に対し、国が定めた量の4分の1から2分の1の量で接種していた。担当した医師は独自の判断で行っており「副反応がつらいといった要望などを考慮した」と説明している。
今月中旬、町外の機関が予診票を確認する中で分かり、指摘があった。医療機関が対象者全員に連絡し、再接種の希望を聞いたところ、希望者はいなかった。接種回数として計上されるかは町が国に確認中。町は「適正な接種を行うよう指導を徹底し、再発防止に努める」としている。
(2022年11月24日 20時05分 更新)