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歴代最高齢でスポチャン日本一 基本動作の部、岡山の藤谷さん

スポーツチャンバラの全日本選手権大会を歴代最高齢で制した藤谷さん
スポーツチャンバラの全日本選手権大会を歴代最高齢で制した藤谷さん
 スポーツチャンバラ(スポチャン)の全日本選手権大会(4日・横浜市)で、岡山市中区の僧侶藤谷恭信さん(47)が「基本動作の部」でグランドチャンピオンに輝いた。9年ぶり7回目の栄冠で、歴代最高齢での達成。「若手が台頭する中で結果を出せてうれしい」と喜んでいる。

 スポチャンは護身術の一つ・小太刀護身道などを基に1971年に考案された競技。面、小手、胴といった基本的な動きの正確さなどを競う「基本動作」と、相手と打ち合う「打突」の2部門がある。

 藤谷さんは大学の剣道部時代にスポチャンに出合った。県内の道場を訪ね、「遊びのつもりで“道場破り”しようとしたら返り討ちに遭った」という。実戦に即した動きに衝撃を受け、その道場に入門。現在は岡山、瀬戸内市で活動する岡山TSKスポチャンクラブの代表として幼児から高齢者まで約50人を指導する。

 全日本選手権は段・級ごとの8クラスで戦い、各クラス1位がグランドチャンピオンの座を争う。藤谷さんは基本動作の部で2008年から6連覇したが、仕事の関係でここ7年は競技会から遠ざかっていた。

 今年出場を決意してからは、筋力トレーニングや鏡の前で動作を確認するなど連日欠かさず稽古。3段以上のクラスで小太刀を使った力強い演武を披露して1位となり、グランドチャンピオン決定戦でも若手らを抑えて、全出場者約600人の頂点に立った。

 次の目標は11月に横浜市で開かれる世界大会で日本代表として団体で優勝すること。「スポチャンは打ち方が自由で年齢にかかわらず楽しめる。クラブの教え子たちのお手本になれるよう世界大会でも優勝したい」と気合を入れている。

(2022年09月18日 17時09分 更新)

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