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ワクチン接種体制整備費など追加 岡山県が補正予算案

ワクチン接種体制整備費など追加 岡山県が補正予算案
岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は22日、2月にも国内で始まる新型コロナウイルスワクチン接種の体制整備費など377億3200万円を追加する2020年度一般会計補正予算案を発表した。国の第3次補正予算に対応した措置。2月22日開会予定の定例県議会に提案する。

 第11次となる新型コロナ関連は特別会計を含め146億8900万円で、総額1036億4300万円となった。

 ワクチン接種は、医療従事者への優先接種や相談窓口開設などに2億3千万円を充てる。このほか、商・工・農業高校のICT(情報通信技術)環境整備16億5800万円▽クラスター(感染者集団)対応チームに医師らを派遣する医療機関への支援1億円▽デジタル化で生産性向上を図る中小企業への設備導入補助4億4800万円―など。

 会見で伊原木隆太知事は「医療崩壊を防ぐとともに、新型コロナの影響を受けている事業者を支える施策を盛り込んだ。緊張感を持って感染拡大を防止し、地域経済の維持・回復に取り組んでいく」と述べた。

 また、政府が災害に強い地域づくりを狙いに実施する国土強靱(きょうじん)化「5カ年加速化対策」(21~25年度)に対応。堤防やダムだけに頼らず流域全体で水害を軽減させる「流域治水」の推進などに206億9400万円を計上した。

 20年度の最終的な歳入・歳出見通しもほぼ固まり、一般会計は245億9500万円を減額する。貯金に当たる財政調整基金は約32億円に目減りしていたが、取り崩しの中止などで約130億円まで回復し、21年度の財源に充当する。

 補正後の一般会計総額は8450億9100万円で前年度同期比16・8%増。

(2021年01月22日 12時11分 更新)

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