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円通寺 コロナ終息願い菩薩像建立 住職妻が地域へ感謝と恩返し込め

円通寺に建立された観音菩薩立像(手前)と弥勒菩薩座像(奥)
円通寺に建立された観音菩薩立像(手前)と弥勒菩薩座像(奥)
 江戸時代の禅僧・良寛(1758~1831年)が修行したことで知られる倉敷市玉島柏島の円通寺で18日、新型コロナウイルスの終息などを願い、建立した観音菩薩(ぼさつ)立像(高さ4・6メートル)と弥勒(みろく)菩薩座像(同2・4メートル)の開眼式が行われた。

 1987年に就任した仁保哲明住職(79)の妻幾美子さんが、地域への感謝と恩返しを込めて発願。新型コロナの世界的な流行や西日本豪雨を含めた災害が続く中、疫病が退散し、天災が鎮まるとともに、心の平安のよりどころになればと、玉島地区市街地や水島工業地帯を一望できる場所に建立した。

 各像の台には「現世の幸せ 観音菩薩」「未来の希望 弥勒菩薩」との文字を日本、英、中国、韓国、サンスクリット語で彫った。像の前には、玉島の名前の由来になったとされる「玉島の玉」をイメージした石を置いた。良寛が座禅したと伝わる石も近くにある。

 式には関係者約200人が参列し、同寺の護持会の菊池東会長(72)が「玉島の観光名所のシンボルになる」とあいさつ。仁保住職は「一日も早い新型コロナの終息と皆さまの幸せを願う」と話した。

(2021年01月18日 19時08分 更新)

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