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決済カード愛称「な・み・か」 庄原市の地域経済浮揚策

庄原市が配布する「いざなみカード」(愛称な・み・か)のデザイン
庄原市が配布する「いざなみカード」(愛称な・み・か)のデザイン
 庄原市は、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けた地域経済の浮揚策として市民に配布するキャッシュレス決済カードの名称を「いざなみカード」(愛称な・み・か)に決めた。市内各地区のイメージキャラクターなどを配したデザインで、1万円分のポイント付き。来年3月の利用開始を予定している。

 カード名は、比婆山御陵(西城町油木)に葬られたとされる日本神話の女神・イザナミノミコトが由来で、観光消費や客を“誘(いざな)う”との願いも込めた。デザインは、市北部を結ぶ観光ルート「比婆いざなみ街道」のPRキャラクター・なみちゃんをメインに、ほろんちゃん(東城町)など合併前の旧7市町を代表するキャラクターが配置されている。

 カードは現金をチャージして加盟店で使う仕組みで、東城町商工会が発行しているICカード「ほ・ろ・か」のシステムを応用。配布時には1万円分のポイントが付与されており、買い物200円ごとに1円分のポイントを加算。加盟店が協議会に支払う手数料は、福祉分野など地域貢献活動に役立てられる。

 運営は同商工会や庄原商工会議所などでつくる「市キャッシュレス決済推進協議会」に委託。カードの申込書を全市民に送り、返信があった人に来年2月からカードを配布する。「ほ・ろ・か」と併用はできないが、「ほ・ろ・か」を継続使用する人は、申し込めば1万円分のポイントが付与される。

 市は、全市民の9割に当たる約3万1千枚の発行を想定しており、270店を目標に加盟店を募っている。商工観光課は「『ほ・ろ・か』の成果を市全域に広げ、地域内でお金が循環する仕組みをつくりたい」としている。

(2020年12月29日 10時17分 更新)

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