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新型コロナ 広島県で最多112人 福山の病院でクラスター

広島県庁
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 広島県で11日、112人の新型コロナウイルス感染が確認された。1日当たりの発表数で今月9日の77人を上回り、過去最多を更新した。県内の感染確認は1430人となった。

 福山市は20人。市の発表によると、15人は寺岡記念病院(同市新市町)の入院患者と職員で、市はクラスター(感染者集団)と判断した。入院患者は60~100歳代の11人、職員は30、40代の4人。

 11日までに感染が起きたフロアの患者30人と職員ら134人の計164人を検査し、15人を除く149人は陰性だった。今後、別フロアの職員ら353人を検査し、新たな感染が確認されれば、そのフロアの患者に検査を広げる。同病院は11日の外来診療を休診とした。

 他の5人は20~50代で、感染者の濃厚接触者。広島市は64人だった。

 広島県警は、警察官2人が感染したと明らかにした。うち1人は広島市内の交番勤務。

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(2020年12月11日 22時18分 更新)

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