山陽新聞デジタル|さんデジ

伸びやかな歌声で聴衆魅了 ふくやま歌曲塾15周年記念公演

フィナーレの「夕焼け」を合唱するメンバー
フィナーレの「夕焼け」を合唱するメンバー
 福山市を中心とした声楽家やピアニストでつくる「ふくやま日本歌曲塾」は21日、福山市松浜町のリーデンローズで設立15周年記念コンサートを開き、伸びやかな歌声で約320人の聴衆を魅了した。

 メンバー18人が、「汚れつちまつた悲しみに」(中原中也)や「犀川」(室生犀星)といった日本文学の名作に曲を付けた作品など43曲を披露。日本歌曲研究の第一人者で塾長の塚田佳男さん(76)=東京=の詩の朗読に続きピアノ伴奏に合わせ、日頃のオペラ活動などで培った美声で高らかに歌い上げた。フィナーレを飾る「夕焼け」(高田敏子)の合唱を終えると、万雷の拍手が会場を包み込んだ。

 市内の主婦(79)は「高音もきれいに響いていてさすがプロ。日本語の歌詞なので、曲の世界にしっかり浸れました」と話した。

 宮沢賢治など文豪の似顔絵を1席ごとに貼り間隔を開けるなど、新型コロナウイルス対策を取り開催した。

(2020年09月25日 15時32分 更新)

あなたにおすすめ

ページトップへ