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公演中止の木下サーカス 動画に力 コロナ収束後の“再会”誓う

リハーサル風景でサーカスの魅力をPRする「Go to Circus」の一場面。ユーチューブで公開している
リハーサル風景でサーカスの魅力をPRする「Go to Circus」の一場面。ユーチューブで公開している
フェイスブックに投稿された柔軟をテーマにした動画の一場面
フェイスブックに投稿された柔軟をテーマにした動画の一場面
 新型コロナウイルス禍で公演中止が続く木下サーカス(岡山市北区表町)が、その代替としてインターネットによる動画配信に力を入れている。公演のリハーサル風景をプロモーションビデオ(PV)にまとめ公開しているほか、団員が自宅で取り組める運動を実演。「こんなときだからこそエンターテインメイトにできることを」とアピールしている。

 PV「Go to Circus(サーカス)」は毎週1度の通し稽古の様子を約2分半に編集。動画サイト・ユーチューブで6月下旬に配信を始めた。衣装を身に着け、メークを施した団員たちが、空中ブランコや猛獣ショー、ジャグリングといった得意のパフォーマンスを披露する。

 PVの最後を飾るのは、過去の公演で観客が拍手を送る映像。「その声援が力となる」とのメッセージを掲げ、コロナ収束後の“再会”を誓っている。

 SNS(会員制交流サイト)のフェイスブックやインスタグラムでは、学生時代に体操部で活躍した団員らが、体操や柔軟運動を紹介するシリーズ動画(1本は1~2分程度)を投稿中。前転や後転、腰回りのストレッチなど3月の開始からすでに計6本を作っており、ファンからのリクエストに応えて倒立前転も取り上げた。

 木下サーカスは、会期後半を迎えていた2月の福岡市、3~5月の金沢市、6~8月の新潟市での公演が相次いで中止に。現在は次回予定地の東京・立川市での開催を信じて準備を進めている。

 木下英樹取締役(41)は「団員たちは技の完成度を高め、新技も開発するなど、いつ公演が再開しても大丈夫なように準備は万全。それまでの間、動画を通してサーカスのワクワク感や団員の個性に触れてもらえれば」と話している。

(2020年07月11日 22時04分 更新)

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