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給付金未申請 岡山市は20代最多 周知不足原因か SNSで発信強化

給付金未申請 岡山市は20代最多 周知不足原因か SNSで発信強化
給付金の申請を呼び掛ける市のフェイスブック
給付金の申請を呼び掛ける市のフェイスブック
高齢者宅を訪れて給付金申請を呼び掛ける介護関係者=3日、岡山市南区
高齢者宅を訪れて給付金申請を呼び掛ける介護関係者=3日、岡山市南区
 新型コロナウイルス対策で一律10万円を配る特別定額給付金で、岡山市内の未申請世帯1万2973のうち20代が2589世帯で20%を占めて最も多いことが市の集計で分かった。30、40代を合わせると全体の5割を超え、これまで主に高齢者層の申請漏れを想定していた市は驚いている。若者らへの周知不足が原因とみられ、会員制交流サイト(SNS)などで発信強化を図る。

 申請の締め切りが8月17日に迫る中、6月末時点の世帯主の年代などの情報を初めて分析した。年代別で2番目に多いのは40代の2435世帯(19%)で、30代2148世帯(17%)、50代2087世帯(16%)―が続いた。申請には身分証明書や通帳のコピーが必要で、書類には難しい言葉もあることなどから、市は手続きに時間がかかる高齢者が多いとみていたが、反対の結果となった。

 未申請の8割が1人暮らし。特に20代は95%、30代は80%、40代は71%に上り、「単身の社会人という人物像が浮かび上がる」と市特別定額給付金対策室。仕事の忙しさなどから申請を先延ばしにしている可能性もあるとみている。

 市は今月中旬にも未申請の全世帯に申請用紙をもう一度郵送する予定。市は申請を促すため、6月から介護関係者らと連携して高齢者宅への戸別訪問を行ってきたが、フェイスブックやツイッターでの呼び掛けも始めた。

 同室は「一番の懸念は生活困窮世帯に行き届いていないケース。啓発に力を入れ、残された1カ月で未申請者ゼロを目指したい」としている。

 岡山市の給付対象は33万2779世帯で、今月1日時点の申請は31万9994世帯、申請率は96・16%。給付は全体の93・29%に当たる31万453世帯で完了している。

【新型コロナウイルス 生活・経済支援まとめ】

(2020年07月10日 07時56分 更新)

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