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3密対策徹底し中元受け付け 天満屋岡山店、贈答品売り込む

岡山市内百貨店のトップを切って始まった中元商戦で品定めする買い物客=天満屋岡山店
岡山市内百貨店のトップを切って始まった中元商戦で品定めする買い物客=天満屋岡山店
飛沫を防ぐビニールを張った受注カウンターで接客する天満屋岡山店の店員
飛沫を防ぐビニールを張った受注カウンターで接客する天満屋岡山店の店員
間隔が広めの待合席で順番を待つ買い物客。新型コロナウイルスの影響で中元商戦が様変わりしている=天満屋岡山店
間隔が広めの待合席で順番を待つ買い物客。新型コロナウイルスの影響で中元商戦が様変わりしている=天満屋岡山店
 天満屋岡山店(岡山市北区表町)が5日、岡山市内百貨店のトップを切ってスタートした中元商戦。岡山高島屋(同本町)も10日にギフトセンターの開設を予定する。今年は新型コロナウイルス感染症で移動の自粛が続いたことなどから、地元の特産品を送りたいという需要は高まるとみて、各店とも岡山ならではの商品を充実させている。

 天満屋岡山店は、約1400点の見本をそろえた特設会場を6階葦川(いせん)会館に開設。岡山県産清水白桃を麦みそだれと合わせて漬け込んだ黒豚肉や、岡山理科大とタイアップし、ナトリウムやカリウムなどを混ぜた好適環境水で養殖したウナギ料理などを県産品としてPR。清水白桃やピオーネといった定番の果物やジャージー牛のジェラートセット、美作市の観光農園が手掛けるイチゴジャムなども推す。

 岡山市の主婦(63)は「送り先が喜んでくれそうな地物の品ぞろえが豊富でいいですね」と話していた。

 同店は新型コロナ感染症を背景とした節約志向の広がりから平均購入単価は前年実績より2%安い4千円と予想。一方、贈答需要の高まりで平均購入点数は2%増の3・9件と見込んでいる。

 岡山高島屋(同本町)は8階に約900点を展示する予定。近年は地元の特産品を贈る消費者が多い傾向を受け、県内で水揚げされた焼きアナゴや県産桃のアイスバーといった地場産品にスポットを当てる。平均単価は前年並みの4500円と予想し、売り上げは前年比2・0%アップを目指す。

 このほか県内では天満屋倉敷店(倉敷市阿知)が3日から受け付けを始めており、津山店(津山市新魚町)は6日を予定。各店は6月下旬をピークと見通して売り込みに力を入れるとともに、3密(密閉、密集、密接)を防ぐ対策も徹底する。

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 岡山市内百貨店のトップを切って天満屋岡山店(岡山市北区表町)で5日、中元商戦が始まった。今年は新型コロナウイルスの影響で、商品の見本を例年より3割減らして待合席の間隔を1メートルほどに広げたり、受注カウンターの客とスタッフの間に飛沫(ひまつ)を防ぐビニールを張ったりと、売り場は様変わり。買い物客もマスク姿で親しい人への贈り物を品定めしていた。

 「インターネットの来場予約サービスも導入し、安心して買い物をしてもらえるようにした」と同店。従業員や来店客の密集回避に万全の対策で臨む。

(2020年06月05日 12時11分 更新)

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