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介護現場へガウン届けよう 福山のNPOなどがCF開始

介護施設に届ける予定のガウンについて説明する猪原代表理事
介護施設に届ける予定のガウンについて説明する猪原代表理事
 介護現場での新型コロナウイルス感染拡大を防ごうと、福山市のNPO法人などは感染防止用のプラスチック製ガウンを市内の介護施設に届けるための資金を募るクラウドファンディング(CF)を始めた。目標額は1500万円で、9万枚の提供を目指す。

 市内で障害児の医療支援を行うNPO法人「えがおのまちづくりステッキ」、脳神経センター大田記念病院(沖野上町)を運営する社会医療法人「祥和会」、認定NPO法人「福山シンフォニーオーケストラ」が共同で実施。介護施設では広島県内でもクラスター(感染者集団)発生が確認されており、介護関係者の感染防止用具が不足しないよう取り組みを始めた。

 配布予定のガウンは福山青年会議所が中心となって企画し、県内企業が製造している使い捨てタイプ。市と連携して各施設の必要数を調べ、7月の配布開始を目指す。ガウンは正しく脱がなければ感染防止効果が弱まることから、希望施設には配布時に看護師や歯科衛生士が出向いて脱ぎ方なども指導する。着脱方法を紹介する動画作成も検討している。

 えがおのまちづくりステッキの猪原健代表理事(39)は「介護現場では、食事の介助など利用者と接触する機会も多い。感染リスクを抑え、安心してケアに当たってほしい」と話している。

 CFサイト「レディーフォー」で6月末まで寄付を募っている。寄付金は確定申告で所得控除対象になる。問い合わせは猪原歯科(084―959―4603)。

(2020年05月30日 16時38分 更新)

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