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青い瀬戸内海眼下に黄色い菜の花 福山・田尻で花見頃 10日まつり

瀬戸内海を眼下に見頃を迎えた菜の花畑
瀬戸内海を眼下に見頃を迎えた菜の花畑
 福山市田尻町の菜の花畑が見頃を迎え、鮮やかな黄色い花々が瀬戸内海沿いの高台を彩っている。家族連れらが写真撮影や香りを楽しみ、10日には「菜の花まつり」も開かれる。

 地元住民でつくる「花の会」が休耕畑を活用して2000年から花畑を広げ、今年は約35アールで約30万本が花を付けた。1月中旬から咲き始め、現在満開。3月中は観賞できるという。

 2月下旬には会員ら13人が潮風に揺れる花の茎を、切り花や食べられる菜花用にはさみで刈り取った。市内の飲食店や市場に卸され、生花店などに並ぶ。

 藤井省治会長(69)は「例年より開花は遅れたが、一気に咲いた。海の青と黄色が織りなす景色を楽しんでほしい」と話している。

 まつりは午前9時半~午後4時。花畑でうどん、生花などを販売する。問い合わせは藤井会長(090―6843―4873)。

(2024年03月06日 10時00分 更新)

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