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備前黒皮南瓜で大手まんぢゅう 瀬戸内の駄菓子店 月1回限定販売

備前黒皮南瓜を使った大手まんぢゅう
備前黒皮南瓜を使った大手まんぢゅう
店頭に並んだ限定の大手まんぢゅうを買い求める来店客
店頭に並んだ限定の大手まんぢゅうを買い求める来店客
 食品卸・大町(瀬戸内市長船町東須恵)は24日、カボチャの在来種「備前黒皮南瓜(かぼちゃ)」を使った大手まんぢゅうの販売を、運営する駄菓子専門店「日本一のだがし売り場」(同所)で始めた。11月まで毎月1回、各300セット限定で店頭に並べる。

 控えめな甘さが特徴の備前黒皮のペーストと白あんを混ぜ、薄皮で包んだ。包装にはカボチャ畑の緑や花の黄色を取り入れている。販売開始とともに、県内外からの来店客が次々と手に取っていた。

 大町が大手まんぢゅうを手がける大手饅頭伊部屋(岡山市北区京橋町)に協業を持ちかけて開発。2021年10、11月に倉敷市のカフェで限定販売したところ好評で、22年には通常品と2個ずつの計4個セットを発売した。今年は家族で分けたいとの要望を受け、カボチャのみの6個入りセットを千円で売り出した。

 大町は「カボチャ味の銘菓を存分に楽しめる。備前黒皮のPRと生産農家の増加につなげたい」としている。

 販売日は7月22日、8月26日、9月23日、10月28日、11月18日。問い合わせは大町(0869―26―6580)。

(2023年06月26日 15時13分 更新)

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