おでかけ
木の実で作ったカエル生き生き 真庭の藤本さん 勝山で初の個展
ピスタチオやどんぐりといった木の実でカエルの人形を作り続けてきたアマチュア作家・藤本紀三郎さん(82)=真庭市=による初の個展が、勝山の勝山文化往来館ひしおで開かれている。2月5日まで。
カエルはピスタチオの殻でできた口に大豆の目玉を二つ付け、どんぐりやクルミの胴体で体を作ったもの。どのカエルも目を細め、ニッコリと笑った顔が特徴的だ。勝山の勝山喧嘩(けんか)だんじりや新見市の土下座まつり、秋の農作業―。身近な風景をモチーフとして、人間のように社会の営みに参加するカエルたちを緻密に、生き生きと表現している。
藤本さんは2007年の退職後、散歩中にどんぐりや松ぼっくりを拾ったのをきっかけに人形作りを始めた。木の実で作るカエルの笑顔に心を引かれ、10年から今に至るまで、カエル制作に没頭。個展にはこれまで作った人形413体による15作品が並ぶ。
壊れにくくするためにパーツ同士を直径1ミリの細い針金でつなぎ合わせるなど細かな作業が続き、「かなり体力と根気が必要」と藤本さん。「細部までじっくり見てもらえたら。カエルたちの笑顔を見て、心を和ませてほしい」と話している。
水曜休館。入場無料。問い合わせはひしお(0867-44ー5880)。
カエルはピスタチオの殻でできた口に大豆の目玉を二つ付け、どんぐりやクルミの胴体で体を作ったもの。どのカエルも目を細め、ニッコリと笑った顔が特徴的だ。勝山の勝山喧嘩(けんか)だんじりや新見市の土下座まつり、秋の農作業―。身近な風景をモチーフとして、人間のように社会の営みに参加するカエルたちを緻密に、生き生きと表現している。
藤本さんは2007年の退職後、散歩中にどんぐりや松ぼっくりを拾ったのをきっかけに人形作りを始めた。木の実で作るカエルの笑顔に心を引かれ、10年から今に至るまで、カエル制作に没頭。個展にはこれまで作った人形413体による15作品が並ぶ。
壊れにくくするためにパーツ同士を直径1ミリの細い針金でつなぎ合わせるなど細かな作業が続き、「かなり体力と根気が必要」と藤本さん。「細部までじっくり見てもらえたら。カエルたちの笑顔を見て、心を和ませてほしい」と話している。
水曜休館。入場無料。問い合わせはひしお(0867-44ー5880)。
(2023年01月31日 10時27分 更新)
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