新見市大佐小阪部の私設植物園「まんさく園」で、シャクナゲが次々と咲き始め、淡いピンク色の花が園内を華やかに彩っている。見頃は２５日ごろまで。

　約１ヘクタールの園内に約千本あり、例年並みの今月１０日前後から順次開花。園を運営する柴田光政さん（８６）は「多くの花を付けた昨年に比べると数は少ないものの、どれも色鮮やかで心が癒やされる。多くの人に楽しんでもらいたい」と話す。

　園は柴田さんが自宅裏山を整備し、２００６年にオープンした。５０種類以上の花木や草花を栽培しており、現在は船のいかりに似た花を付けるイカリソウ、純白の花びらが美しいヤマシャクヤクなども咲いている。

　年中無休。入園無料。