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“昭和レトロ”な理工学品ずらり つやま自然のふしぎ館で収蔵品展

年代物の理工学品など現在は非公開の収蔵品が並ぶリバイバル展会場
年代物の理工学品など現在は非公開の収蔵品が並ぶリバイバル展会場
 つやま自然のふしぎ館(津山市山下)は、1963(昭和38)年の開館当初に展示し、現在は公開していない収蔵品を集めた「リバイバル展」を同館で開いている。年代物の貴重な理工学品をはじめ、標本や動物剥製など“昭和レトロ”の雰囲気漂う品々が並んでいる。25日まで。

 来年開館60周年を迎えるのを記念し、創設期を振り返る狙いで企画。1930年代製の蓄音機、55年製の壁掛け磁石式電話、スズメバチの巨大な巣の標本、くちばしが鮮やかな鳥・エトピリカの剥製など展示スペースの都合や時代の流れで現在非公開となっている約60点を展示している。

 隣接する津山基督教図書館天井に取り付けていた手回し式星座早見盤(26年製)は、直径2メートル余りの大きさが目を引く。テレビカメラ(59年製)や調整卓など64年に全国で初めて館内に設置したというアマチュア無線テレビ実験局の機器もある。

 「西村式試作プラネタリウム投影機」は開館前の57年に天体望遠鏡メーカー西村製作所(京都市)に依頼して10年がかりで製作したという国産プラネタリウム草創期の逸品。国立科学博物館の2021年度「未来技術遺産」に選定されている。

 森本信一館長(81)は「理工学品は今とは隔世の感があるが、当時は多くが最先端だった。展示品を見ながら、懐かしさとともに時代の変化を感じ取ってもらえれば」と話している。

 午前9時~午後5時(入館は同4時半まで)。月、火曜休館。入館料は高校生以上800円、小中学生600円、4、5歳児400円。問い合わせは同館(0868―22―3518)。

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