【美術家】長坂真護さんによる「小豆島に流れ着いた海洋ごみを使ったアート作品」小豆島町・土庄町のふるさと納税返礼品として登場：山陽新聞デジタル

【美術家】長坂真護さんによる「小豆島に流れ着いた海洋ごみを使ったアート作品」小豆島町・土庄町のふるさと納税返礼品として登場

2024年05月08日 14時00分更新

小豆島町
香川県小豆島町(しょうどしまちょう)（町長：大江正彦(おおえまさひこ)、以下小豆島町）は、同県土庄町(とのしょうちょう)(町長：岡野能之(おかのよしゆき)、以下土庄町)とともに、美術家長坂(ながさか)真(ま)護(ご)さんのアート作品を両町の返礼品として提供を開始します。

2022 No.450『Found it』

小豆島町と土庄町がある小豆島は、山間部の四季折々の美しい景色や島ならではの美しい海岸線など、自然の景観が美しい島です。景観だけではなく、豊かな自然環境に育まれた食文化があり、ふるさと納税の返礼品ではオリーブオイルやごま油、醬油、佃煮、手延べ素麺などが人気です。
しかし近年、小豆島にも大量の海洋ごみが漂着する環境問題がおきており、両町は美しい島を守るべくビーチクリーン活動などに取り組んでいます。今回、より多くの方に海洋汚染の現状を知っていただくために返礼品掲載を決定しました。

今回の返礼品を制作した美術家の長坂真護さんは、ガーナのスラム街でスラムの人権と環境問題を改善するために活動されています。オリーブについて勉強をするために訪れた小豆島の海辺で海洋ごみの多さに驚き、ガーナと小豆島という遠く離れている場所でも環境問題は同じようにおきていると感じたことをきっかけに、小豆島の海岸に打ち上げられたごみを活用した作品の制作に取り組まれています。2022年5月には小豆島国際ホテル内に「MAGOGALLERY SHODOSHIMA」（URL: https://magogallery-shodoshima.jp/ ）をオープンし、小豆島の海辺で拾ったプラスチック片やシーグラスなどを利用して、小豆島の動物や妖精、観光地をモチーフにした小豆島シリーズを制作、同ギャラリーで展示しています。