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米寿控え 880匹のこいのぼり 備前の石崎さん設置 18日まで

色鮮やかに泳ぐ880匹のこいのぼり
色鮮やかに泳ぐ880匹のこいのぼり
 色鮮やかなこいのぼり880匹が備前市北部の大空を舞い、地域に元気を届けている。米寿を控えた石崎弘文さん(86)=同市=が「88」の数字にちなんで同市吉永町多麻に設置した。18日までの予定。

 赤、青、緑、紫など15~70センチのこいのぼりを50メートルのロープ6本に取り付けて掲げた。4月初めから1カ月近くかけて仕上げた。風が吹くとまとまった群れのように一方向を向いてたなびき、圧巻だ。

 知人から120匹ほど譲り受けたのをきっかけに始め、4年目。こいのぼりは口を大きく開けて舞うことから当初は「マスクいらずで、新型コロナウイルスの収束を願った」と振り返る。その後は年々買い足し、今年は880匹を目指した。

 石崎さんは「作業は大変だが、眺めていると気持ちがいいでしょう。『でえれーもんがあるぞ』と口コミで広めてください」と笑顔を見せ「元気なうちは続けますよ。名前(ひろふみ)の語呂合わせで1623匹に挑戦しますから」と次なる目標を語る。

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