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名所と光が織りなす神秘の世界 幻想庭園と烏城灯源郷会期わずか

色とりどりのあんどんなどが並び、優美な雰囲気に包まれた後楽園
色とりどりのあんどんなどが並び、優美な雰囲気に包まれた後楽園
 岡山市の後楽園、岡山城をライトアップする「春の幻想庭園」「春の烏城灯源郷」は6日の会期最終日まであとわずか。4日も大勢の家族連れやカップルが詰めかけ、名所と光が織りなす神秘的な世界を堪能した。

 後楽園では茶筅(ちゃせん)を模した照明や色とりどりのあんどん計90個が暗闇に浮かび、優美な雰囲気を演出。園東側の特設ステージでは光に包まれた新緑をバックに箏曲のコンサートも開かれた。

 自営業の女性(55)=津山市=は「カラフルな光や箏曲の音色が普段と異なる後楽園の表情を見せてくれる」と目を細めた。5日夜にはハープギターの演奏が披露される。

 岡山城では天守閣近くに桜の木をモチーフにしたオブジェを設置。一帯を青や黄色の照明で彩って四季の移ろいを表現し、訪れた人の目を引いていた。

 いずれも午後6時~9時半(入場は同9時まで)。幻想庭園は岡山県と後楽園魅力向上委員会が主催し、岡山市と山陽新聞社が共催。烏城灯源郷は岡山市、おかやま観光コンベンション協会、山陽新聞社でつくる実行委員会が主催する。

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