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白熱の取組 鏡野でおんな相撲 岡山県内外37人 観客沸かせる

迫力たっぷりの取組を見せる女性力士たち
迫力たっぷりの取組を見せる女性力士たち
 「第26回奉納おんな相撲大会」(地域おこしグループ・猪八戒=ちょはっかい=主催)が3日、岡山県鏡野町上斎原の上斎原神社で開かれ、県内外から集まった女性力士が迫力たっぷりの取組で観客を沸かせた。

 「瞳玖(めぐ)丸」「はなちゃん」などのしこ名を付けた10~50代の37人がトーナメントで対戦した。力強く組み合って投げ飛ばしたり、土俵際で粘ったりと白熱した攻防を展開。前回優勝者が3回戦で敗退する波乱もあり、観客は「押せ押せ」「頑張れ」などと声を上げて盛り上がった。

 熱戦の末、「空ノ海」こと高校3年の落合未空さん(17)が最年少で初優勝。昨年に続く2回目の出場という落合さんは「ぶつかり合って粘るのがしんどいけど楽しい。前回は1回戦敗退だったので優勝できてうれしい」と喜んだ。

 観戦した自営業の男性(47)=津山市=は「体格差があっても駆け引きで勝つ様子が面白くて夢中になった。来年もまた来たい」と話した。

 猪八戒が1999年から開催している。

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