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光南、倉敷商が決勝進出 春の岡山県高校野球

光南、倉敷商が決勝進出 春の岡山県高校野球
 春の岡山県高校野球大会(山陽新聞社後援)第4日は28日、倉敷市のマスカットスタジアムで準決勝があり、光南が2年連続、倉敷商が3年ぶりの決勝に駒を進めた。

 光南は同点の四回に4番牧野が右越えに勝ち越しソロ。先発の清水ら4投手の継投で反撃をしのぎ、関西に4―3で競り勝った。倉敷商は2点を追う八回に松岡の適時内野安打、大坪の3点三塁打などで一挙6得点。理大付に9―5で逆転勝ちした。

 決勝は5月3日、同スタジアムで午前10時から行われる。光南が勝てば36年ぶり2度目、倉敷商なら6年ぶり9度目の栄冠。優勝校は中国大会(6月1、2、4日・広島県)の出場権を得る。

 ▽準決勝

光南
001120000|4
010010100|3
関西

▽本塁打 牧野
▽三塁打 森本▽二塁打 清水、小合

 【評】光南が3回1失点の先発清水ら4投手の継投で逃げ切った。打線は全6安打を二~五回に集め効率よく得点。三回は二塁打の清水を中村が送り、赤沢が同点打。四回に牧野が勝ち越しソロを右越えに運んだ。

 関西は9安打も松田の適時打で1点差とした後の七回2死一、二塁などで畳みかけられなかった。失策と四死球が絡んだ五回の2失点も痛い。

理大付
130001000|5
02001006X|9
倉敷商

▽三塁打 桜木、大坪▽二塁打 桜木、山下、松岡、妹尾

 【評】倉敷商が八回に6得点の猛攻で逆転勝ちした。妹尾、高本の連続長短打と連続四球で1点を返すと2死後、松岡が同点の内野安打。佐藤が勝ち越しの押し出し四球を選び、大坪の3点三塁打で突き放した。2番手の左腕森が5回1失点の好投で流れを引き戻した。

 理大付は桜木の3点三塁打などで序盤にリードを奪ったが、継投が後手に回った。

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