第４３回山陽新聞社杯倉敷地区学童軟式野球大会（倉敷市スポーツ振興協会、山陽新聞社主催）最終日は２８日、同市酒津の酒津球場で準決勝、決勝が行われ、決勝で上成少年野球が１０―０の三回コールドで倉敷ツインズを下し、初優勝を飾った。

　上成は決勝で一回から打線がつながり２点を先制すると、その後も攻撃の手を緩めず得点を重ねた。倉敷は相手の好守に阻まれ、反撃の糸口をつかめなかった。

　上成と倉敷のほか、４強入りした万寿少年野球と中庄ビッグボーイズは９月に市内である岡山県大会に出場する。上成の山本幸來主将（１１）は「よく打てて楽しく野球ができた。県大会では１回でも多く勝てるように頑張る」と話した。

　２０日に開幕した大会は２８チームがトーナメントで争い、２７日は水島中央公園（同市水島青葉町）で準々決勝を実施した。準々決勝以降の結果は次の通り。

　▽準々決勝　上成少年野球４―１帯江エンゼルス、万寿少年野球４―３西阿知ジャガーズ、倉敷ツインズ７―４茶屋町ライオンズ、中庄ビッグボーイズ８―７粒江ビッグスター▽準決勝　上成少年野球８―２万寿少年野球、倉敷ツインズ１２―６中庄ビッグボーイズ

　▽決勝

上成少年野球
２３５｜１０
０００｜０
倉敷ツインズ
（三回コールド）

（上）空山―三沢
（倉）大迫、塩見、為房、西山―為房、東野

▽三塁打　井上（上）