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カンガルーとヒツジ 赤ちゃん誕生 赤磐・ドイツの森 母親にぴったり

母親の袋からひょっこり顔を出すハイイロカンガルーの赤ちゃん
母親の袋からひょっこり顔を出すハイイロカンガルーの赤ちゃん
ヒツジの赤ちゃんは母親のそばにぴったりと寄り添う
ヒツジの赤ちゃんは母親のそばにぴったりと寄り添う
 観光施設「おかやまフォレストパークドイツの森」(赤磐市仁堀中)で、ハイイロカンガルーとヒツジの赤ちゃんが相次ぎ誕生した。母親にぴったりくっついて甘えるしぐさが愛らしく、人気者になっている。

 カンガルーの赤ちゃんは母・はちこ(7歳)と父・りんたろー(5歳)の子。1月下旬に母親の袋にいるのが確認された。生後8カ月とみられ、体長約40センチ。性別はまだ不明。1日の大半を袋の中で母乳を飲みながら過ごし、時折抜け出しては周囲をきょろきょろ見回したり、地面を嗅いだりしている。

 ヒツジは雄で8日に母・にこ(6歳)と父・ザビ(3歳)の間に生まれた。体長約30センチ、体重約4キロだった体は一回り大きくなり、足先からふわふわの毛が生えてきた。「メエエッ」と甲高く鳴きながら母親の後ろをひょこひょこ歩き、母親も気遣うように振り向くなど親子愛が伝わる。

 ヒツジは5月中旬から来場者の投票で名前を決める。カンガルーも性別が分かり次第募る。ドイツの森は「どんなしぐさもとにかくかわいいので、ぜひ癒やされて」とアピールしている。

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