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かわいすぎ! エミューの赤ちゃん 瀬戸内市の「いこいの村」で誕生

しま模様が愛らしいエミューの赤ちゃん
しま模様が愛らしいエミューの赤ちゃん

 動物と触れ合える宿泊施設「岡山いこいの村」(岡山県瀬戸内市邑久町虫明)で、大型鳥・エミューの赤ちゃんが誕生し、宿泊客らを癒やしている。愛くるしい表情やちょこちょこと人の後ろを追いかける姿に、胸キュンすること間違いなしだ。


 エミューはダチョウと同じ走鳥類で体高1.4メールほどあるが、赤ちゃん(体長22センチ、体重約400グラム)は成人男性の手のひらほどのサイズ。3月31日に生まれた。特徴的な黒くてつやがある羽もなく、うり坊(イノシシの子)のような茶色のしま模様に覆われている。

手のひらサイズの赤ちゃん
手のひらサイズの赤ちゃん

 いこいの村には現在4羽のエミューがいる。3年ほど前に獣医師が引き取り、卵からかえしたことはあったが、今回は初めて自然ふ化に成功した。エミューはオスが卵を温めるそうで、父親は2カ月間、飲まず食わずで、卵を守り続けていたという。

生まれたばかりの頃=3月31日
生まれたばかりの頃=3月31日

 赤ちゃんは施設内のカフェにおり「フィー、フィー」というか細い鳴き声を出しながら、コマツナを食べたり、散歩したりして元気いっぱいに過ごしている。高地喜輝支配人(27)は「つぶらな瞳に長いまつげが愛らしい。あの鳴き声を聞くと守ってあげたくなりますね」とメロメロの様子だ。

オスは「グルグル」、メスは「ボンボン」と鳴く
オスは「グルグル」、メスは「ボンボン」と鳴く

 高地支配人は「しま模様は成長するにつれて消えていくので、この姿が見られるのもあと1、2カ月程度。ぜひ会いに来てほしい」と呼びかける。施設では赤ちゃんの名前を募集しており、ロビーに応募箱を設置している。5月7日まで。
親エミューと赤ちゃん
親エミューと赤ちゃん

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