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うらじゃ演舞場にハレノワ追加 おかやま桃太郎まつり 概要決定

うらじゃ演舞場にハレノワ追加 おかやま桃太郎まつり 概要決定
 岡山県、岡山市、山陽新聞社などでつくる「おかやま桃太郎まつり運営委員会」は16日、2024年度の桃太郎まつりの概要を決めた。8月17、18の両日に開く呼び物の演舞行事「うらじゃ」は、演舞場の一つに昨秋グランドオープンした岡山芸術創造劇場ハレノワ(同市北区表町)を追加。市役所筋を舞台にした恒例の総おどりでフィナーレを飾る。

 まつりは8月3、4日、ステージや子ども向けイベントを繰り広げる岡山城(同丸の内)での「烏城夏まつり」で幕開け。17、18日のうらじゃは前年と同様、参加者や観客の人数制限を設けない一方、市役所筋でのパレードでは観客ゾーンを車道の一部にも広げて密集を防ぐ。演舞場はハレノワの中劇場(807席)をはじめ、下石井公園(同幸町)や山陽新聞社さん太広場(同柳町)に設ける。さん太広場では2日間とも親子向けのファミリーフェスタがある。

 10月12、13日の秋のまつりは岡山城や石山公園(同石関町)で郷土の芸能や食、歴史をテーマにしたイベントを展開する。冬の「MOMOTAROH FANTASY」は12月上旬~来年1月上旬に開き、市中心部をイルミネーションで彩る。会場はJR岡山駅周辺や市役所筋を想定する。

 能登半島地震被災地の支援に向け、各会場には募金箱を設置する。市役所での会合後、運営委会長の大森雅夫岡山市長は「来年には大阪・関西万博があり、インバウンド(訪日客)誘致も重要になってくる。安全面に配慮しつつ、皆さんが楽しめるまつりにしたい」と述べた。

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