Ｊリーグは１６日、２、３月のＪ２月間表彰を発表し、ファジアーノ岡山の木山隆之監督（５２）が優秀監督賞、ＦＷグレイソン（２７）がＭＶＰにそれぞれ選ばれた。木山監督は就任３年目で３度目、グレイソンは初。

　ファジアーノは２、３月、５勝２分けの開幕７戦負けなしで好スタートを切った。ハイプレスを軸とした攻撃や組織的な堅守で勝負強く勝ち点を積み上げたことが評価された。木山監督は「賞を励みに目標のＪ１昇格にさらに進んでいきます」とコメントした。

　２０２２年８月のヨルディ・バイス以来、ファジアーノでは７人目のＭＶＰに選出されたグレイソンは「栄誉あるタイトルを獲得し、心よりうれしく思う」と喜びを語った。２、３月の全７試合に出場し、２ゴール３アシスト。巧みなポストプレー、献身的な守備でも存在感を発揮した。