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笠岡市議選 くじ引きで当落決定 県内 06年の久米南町議選以来

抽選でくじを引く奥野氏(右)。左端は結果を見守る金氏
抽選でくじを引く奥野氏(右)。左端は結果を見守る金氏
 任期満了に伴う14日の笠岡市議選(定数20)では、現職の奥野泰久氏と新人の金振鎬氏が最下位に同じ得票数で並び、くじ引きの結果、奥野氏が当選した。岡山県選管によると、県内の地方選でくじ引きによって当落が決定したのは、2006年の久米南町議選以来。

 定数20で争われた市議選は即日開票の結果、奥野、金氏がともに709票を獲得して20番目となった。市選管は公選法の規定に基づき、2人による抽選を実施。くじを引く順番を決める予備抽選に続いて本抽選を行い、奥野氏に決まった。くじ引きでの決定は市長選、市議選を通じて初めてという。

 抽選後の取材に、金氏は「活動が足りなかったに尽きる」、奥野氏は「金氏の分まで頑張りたい」と述べた。

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