山陽新聞デジタル|さんデジ

福山市議選 終盤に突入 7日投票 子育てや地域振興で舌戦

有権者に手を振りアピールする候補者(画像の一部を加工しています)
有権者に手を振りアピールする候補者(画像の一部を加工しています)
 任期満了に伴う福山市議選(定数38)は7日投票、即日開票される。選挙戦は終盤に突入し、各陣営は5日も地元や市街地を選挙カーで巡り、子育て支援や地域振興の在り方などを争点に舌戦を繰り広げた。

 現在の選挙区になった2008年以降で最多の56人(現職29人、新人27人)が立候補。党派別では立憲民主1人、公明7人、共産3人、れいわ新選組1人、参政1人、諸派3人、無所属40人。

 立候補者は同じ定数で争われた前回20年(46人)より新人が10人増えた。複数の陣営は票が分散するとみて「当落ラインは前回(2400票台)より200票前後下がるのでは」と予想している。

 JR福山駅前では5日夕、5陣営が街頭活動で鉢合わせし、激戦ぶりをうかがわせた。ある新人は「子どもたちが伸び伸び育つ福山を実現したい」と声を振り絞った。各候補者は舌戦最終日の6日も各地で「最後のお願い」に全力を傾ける。

 投票は7日午前7時~午後8時(一部地域を除く)に市内155カ所で行われ、同9時15分から広島県立ふくやま産業交流館ビッグローズ(同市御幸町上岩成)で開票される。大勢は8日午前0時ごろ判明する見通し。

 3月30日現在の有権者数は37万7604人(男18万2120人、女19万5484人)。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP