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子育て支援拠点に 藤田児童館開館 岡山、錦と大曲の2館を統合

錦、大曲の2児童館を統合し、新設された藤田児童館
錦、大曲の2児童館を統合し、新設された藤田児童館
 岡山市が南区藤田地区の2児童館を統合して新たに設けた藤田児童館(南区藤田)が2日、オープンした。地域の子育て支援拠点と位置付け、住民に活用してもらう。

 建物は木造2階延べ約230平方メートルで、1階に乳幼児と保護者が遊ぶ集会室を整備。2階に遊戯室や図書室を置く。多目的トイレやスロープを備えるなどバリアフリー化。駐車場は6台分を確保した。

 統合した錦、大曲の2児童館は1970年代に建設され、現行の耐震基準を満たしていなかった。利用者数が多く交通アクセスの良い錦児童館の敷地での新設を決め、2023年7月から工事を進めていた。総工費は約1億1千万円。

 開館記念イベントが開かれ、藤田地区の児童ら約150人が参加。テープカットや地元グループの和太鼓演奏で完成を祝い、館内を見学した。第二藤田小4年の男子児童(9)は「完成がずっと待ち遠しかった。新しい建物で友達とたくさん遊びたい」と話した。

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