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植樹祭シンボル 地球儀が県庁到着 県内巡回終え 5月13日まで展示

岡山県内全27市町村で巡回展示された木製地球儀。植樹祭当日に埼玉県に引き渡す
岡山県内全27市町村で巡回展示された木製地球儀。植樹祭当日に埼玉県に引き渡す
 第74回全国植樹祭(5月26日・岡山市)の岡山県実行委員会は2日、県内全27市町村で行っていた植樹祭のシンボル・木製地球儀の巡回展示を終え、県庁で到着式を開いた。県庁では5月13日まで1階県民室に展示する。

 式では実行委会長の伊原木隆太知事が「県民が自然の大切さを実感し、環境への意識が変わるような植樹祭にしたい」とあいさつ。地球儀の除幕を行った後、巡回時に各市町村の形をしたピースをはめ込んだパネルに大会シンボルマークを取り付けた。

 地球儀の巡回展示は昨年8月に真庭市でスタートし、3月に27市町村目となる岡山市に到着した。県庁での展示後は植樹祭の主会場となるジップアリーナ岡山(岡山市北区いずみ町)に移し、当日に次回開催地の埼玉県に引き渡す。

 地球儀はヒノキやナラ、ケヤキで作られ、高さ60センチ、幅50センチ、重さ14・7キロ。2001年の山梨大会以降、開催地が引き継いでいる。

 全国植樹祭は両陛下が臨席される「四大行幸啓(ぎょうこうけい)」の一つで、県内開催は57年ぶり2回目。

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