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野鳥死骸から鳥インフル 吉備中央 簡易検査陽性 岡山県内今季3例目

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は2日、吉備中央町納地の農地で野鳥の死骸が見つかり、簡易検査でA型鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。検体を国立環境研究所(茨城県)に送り、高病原性かどうかを調べる。今季、岡山県内での野鳥の陽性確認は3例目。

 県によると野鳥はツグミで、1日午後に6羽の死骸が発見された。簡易検査でうち1羽が陽性、5羽は陰性だった。県は2日、発見場所から半径3キロ以内にある養鶏場1カ所に立ち入り検査を行い、鶏に異常がないことを確認。県内の全169養鶏業者に対して衛生管理の徹底を要請した。

 県内では今季、いずれも昨年11月に総社市と倉敷市で見つかった野鳥の死骸から鳥インフルエンザ陽性が確認されている。

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