津山市や周辺市町の中高生でつくる「津山ジュニア・ジャズ・オーケストラ」の発足１０周年記念ライブが２４日、同市山下の津山文化センターで開かれ、ＯＢとＯＧも登場する華やかなステージで節目を祝った。

　３月で卒団するメンバーを送り出す春のファイナルライブと合わせて開催し、団員約２０人が出演。軽快なスイングジャズの「スイッチインタイム」や「茶色の小瓶」、ボサノバ調の「煙が目にしみる」、ディズニー映画音楽「フレンドライクミー」を披露した。終盤はＯＢ・ＯＧ約２０人が加わり、疾走感あふれる「バードランド」や演奏機会の多い「イッツオーソーナイス」で１０年間を振り返った。

　バリトンサックスを担当した鶴山中３年の生徒（１５）は「先輩と盛大に祝えてうれしい。笑顔で聴いてくれたお客さんばかりで気持ち良かった」と話した。

　２０１４年１月に発足。春と夏の主催ライブのほか、市内外のイベントで活動している。