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「小学生15人襲来」にママ困惑、お菓子を漁る、勝手に上がりこむ…“おうち遊び問題”はどう解決する?

小学生のおうち遊びあるある漫画、経験ありのママ達から反響が(@taprikoo)
小学生のおうち遊びあるある漫画、経験ありのママ達から反響が(@taprikoo)
 「子どもの友達」と検索するとサジェストワードとして「家に呼びたくない」があがってくる。小学生になると保育園や幼稚園の時から交友関係がさらに広がり、「友達を家に呼びたい」と言われる機会も増えるだろう。様々な理由から、ネットでは快く招きいれられないという声も。そんなママの本音を描いた漫画がある。

【漫画】みんな通る道? 同窓会並みの人数が自宅に押し寄せる…「小学生が家で遊ぶ問題」

■大勢集まった子どもたちが家を荒らしイライラ

 長男の友達が、家に遊びに来た時に起きた出来事を漫画にして、SNSに投稿したたぷりくさん(@taprikoo)。勝手にお菓子を漁ったり、大人が居ないのに家へ上がりこんだりと、許容できないモヤモヤエピソードに「めっちゃわかる」「うちも困っています」など、たくさんのコメントがついた。

 当時小学校1、2年生だったという息子さん。優しく素直な性格で賢いというが、それとは裏腹に、おちゃらけて突飛な行動をすることも。漫画になっているエピソードは、息子さんが「明日、友達家に読んでいいー?」と聞かれ、うれしさもあり快諾したたぷりくさん。すると当日、インターホンが鳴り、次々と子どもたちが家にやってくる。ワイワイガヤガヤと増えていき、結果15人が遊びに来てしまい「何人呼んでんねん!」とたぷりくさんがツッコむほど。

 「こんなに遊んでくれる友達いるならいいことだよね…」と気持ちを落ち着かせたが、その後も3回ほど大勢が集まることがあり、息子さんが呼んでなくても聞きつけて勝手に来ることもしばしば。持参したお菓子を食べ散らかしたり、かくれんぼでクローゼットの中のアルバムにのってぐちゃぐちゃにされたり…とやりたい放題の小学生たちに呆然とするたぷりくさん。

■それぞれの家庭の事情がある「断ることは悪くない」

 「15人!? ホームパーティーじゃんもう」「私の友達は母の嫁入り道具の高額な桐ダンスにチューペットかけたそうです」など様々なコメントが読者から寄せられた。

 これらの反響に「自分の心が狭いのかな、大人気ないのかな? と悩んだ時期もありましたが、コメントを見るとやっぱり嫌な方は嫌なんだな…と分かって少しほっとしました」とたぷりくさん。

 小学生の子どもを持つ親が通る道、とはいえプライベートスペースを荒らされるのは嫌なもの。たくさん寄せられた体験談を読んで、たぷりくさんは「我が子もほんとよそのお家に無闇に遊びにいかないように言わないとな…と思っちゃいます。お母さん同士連絡が取れて、事前に了解している、みたいな感じだと安心なんですけどね…」とコメントしている。

 「うちは、年齢の高い子も多かったので、叱るというよりルールを伝える感じにした」「これが原因で先日夫婦で大喧嘩しました」など、同じ経験をしたことのあるママ達からは対策コメントも寄せられていた。たぷりくさんも「ほぼ家にはあげず、外で遊んでもらうことで落ち着いています」と話す。

 子どもの友だちを家にあげることを負担に感じるときには、外遊びへ誘導しながら「児童館で小学生が利用できる時間があるよ」など、居場所のアドバイスをしてあげてもいいかもしれない。温かく見守りながら、子どもがトラブルにならないようなコミュニケーション方法をサポートしてほしい。

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