格安航空会社（ＬＣＣ）ジェットスター・ジャパンの乗務員らでつくる労働組合は２８日、労組幹部への解雇処分の撤回を求め、２９日午前１０時以降に実施すると予告していた大規模ストライキを、２９日は中止すると発表した。３０日以降は未定。

　労組によると、執行委員の男性がパワハラをしたとして、諭旨解雇処分にすると会社側から３月に通告を受けた。労組側はパワハラを否定し、団体交渉を続けていた。

　労組は昨年１２月にも、未払い賃金を巡る会社側との交渉が決裂したとしてスト入りし、今年１月の能登半島地震発生を受けて中止。年末年始の便に欠航が相次いだ。