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地域課題解決へ産学官の連携強化 岡山同友会総会、事業計画決める

2024年度の事業計画を決めた岡山経済同友会の総会
2024年度の事業計画を決めた岡山経済同友会の総会
 岡山経済同友会(岡山市北区厚生町)は28日、通常総会を同市内で開き、2024年度の事業計画を決めた。地域課題の解決に向けて産学官の連携を強化するとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みを啓発する。

 事業計画では、同友会や岡山県内の大学などでつくる産学官連携組織「大学コンソーシアム岡山」を活用し、次代を担う人材の育成や地域課題解決のプラットフォームの構築に取り組む。新型コロナウイルス禍を経て重要性が増している医療界との連携の仕組みづくりも進める。

 SDGsの推進では、企業、団体の発信の場として昨年から始めた「おかやまSDGsフェア」、企業や学校の取り組みを顕彰する「おかやまSDGsアワード」に参画。高校生が活動内容を発表するイベント「BeLive(ビーリブ)」も引き続き開催する。

 このほか、DX(デジタルトランスフォーメーション)や脱炭素化の実践事例を研究し、会員企業の活動に反映させる。

 委任状を含め約360人が出席。講演会もあり、岡山大大学院医歯薬学総合研究科の頼藤貴志教授が新型コロナウイルスの感染状況や今後必要な対策について話した。

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