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創志 前回王者の山梨学院に敗れる センバツ、2回戦敗退

創志 前回王者の山梨学院に敗れる センバツ、2回戦敗退
 選抜高校野球大会第7日は26日、甲子園球場で2回戦2試合が行われ、創志学園(岡山)は0―4で前回王者の山梨学院に敗れ、初の8強入りはならなかった。高崎健康福祉大高崎(群馬)も準々決勝に進出した。

 創志学園は序盤に4点を奪われ、打線も6安打無得点。高崎健康福祉大高崎は明豊(大分)を4―0で下して7年ぶりに8強入り。一回に犠飛などで2点を先取し、六、七回に1点ずつを加えて逃げ切った。

 第7日は3試合が予定されていたが、天候不良のため開始時間を遅らせて2試合に変更。中央学院(千葉)―宇治山田商(三重)は第8日の第1試合に組み込まれた。27日は4試合を行う。

 第9日以降の日程に変更はなく、準決勝は30日、決勝は31日。

創志学園
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山梨学院

 【評】創志学園は一回の先制機を逃し後手に回った。打線は山梨学院の左腕津島の緩急に苦しめられ、八回まで散発3安打。盗塁死や走塁ミスが出て攻撃は空回りし、九回は豊島の右翼線二塁打など3安打を集めたが、併殺が響いて無得点に終わった。先発明星は二、三回とも2死から痛打を浴び計4失点。主戦格の中野と山口を救援に回した継投も実らなかった。

 山梨学院は津島が緩いカーブを軸に好投。途中出場で先制打を放った岩城、2点二塁打の針尾らが勝負強さを見せた。

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