山陽新聞デジタル|さんデジ

県内2例目 イノシシが豚熱感染 県発表、高梁で捕獲の1頭

岡山県庁
岡山県庁
 岡山県は19日、高梁市で捕獲された野生のイノシシ1頭が家畜伝染病「豚熱(CSF)」に感染していたと発表した。県内での感染確認は同じく高梁市で2月に捕獲された野生イノシシに続いて2例目。

 県によると、3月10日に地元猟友会の協力で捕獲し、遺伝子検査で18日に陽性が確定した。県は捕獲地点から半径10キロ圏内を感染確認区域に指定し、狩猟者に対して捕獲した野生イノシシの流通自粛を求めるとともに、県内の全23養豚場に注意喚起した。

 県内の飼育豚、イノシシについてはワクチン接種が進んでいるとして出荷制限はしない。

 豚熱は豚やイノシシへの感染力、致死力が極めて高い一方、人には感染せず、感染した肉を食べても健康に影響はない。

あなたにおすすめ


さんデジ特集

TOP