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備中松山城・猫城主 活躍知って 高梁「あしあと館」16日に開館

さんじゅーろーのパネルと記念撮影ができるコーナーなどが楽しめる記念館
さんじゅーろーのパネルと記念撮影ができるコーナーなどが楽しめる記念館
 備中松山城(高梁市内山下)の猫城主・さんじゅーろーをPRする記念館「あしあと館」が16日、同市石火矢町の武家屋敷・旧埴原家の一角に開館する。14日にはメディア向けの内見会が開かれた。

 木造2階の離れのうち、展示スペースとして利用していた1階(約40平方メートル)を改装。西日本豪雨直後の2018年7月から城にすみ着き、同12月16日に「城主」に就任して以降の活躍を紹介した動画(約10分)や写真のほか、寝転んだ姿の写真パネルと一緒に記念撮影ができるコーナーなどが楽しめる。

 Tシャツやピンバッジ、本といったグッズの販売もある。

 さんじゅーろーは、雄猫で推定9歳。記念館は城から約1キロ南の市街地に位置し、城を訪れる観光客(23年度は2月末時点で5万9842人)の市内周遊につなげようと、在位5周年記念事業として市観光協会が整備した。協会は「高梁の新たな観光スポットになれば」としている。

 午前10時~午後4時(4~9月は午後5時まで)。入場料500円(小中学生250円)。未就学児無料。開館日はさんじゅーろーの語呂合わせで、当日は午前10時から猫城主も出席して式典を行う。問い合わせは協会(0866ー21ー0461)。

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