三菱重工マリタイムシステムズ(玉野市玉)は14日、海上保安庁から受注した大型巡視船の命名・進水式を本社工場で開いた。
「あまみ」と命名された巡視船は全長約120メートル、幅約14メートル、約3500総トン。速力25ノット(時速約46キロ)以上。定員42人。船価は約121億円。
遠隔で操作できる放水銃、ロシア語や中国語など多言語に対応する停船命令表示装置を備える。内装工事などを経て2025年度中に引き渡される予定。配備先は未定だが、沖縄県・尖閣諸島周辺での領海警備や海上犯罪の取り締まり、海難救助といった任務を想定している。
命名・進水式には関係者約40人が出席。船と港をつなぎ留める支綱(しこう)が切断されると、船体はゆっくりと海に滑り込んでいった。
21年10月に前身の三井E&S造船玉野艦船工場から官公庁船事業を引き継いで以降、三菱重工が初めて受注した巡視船となる。
「あまみ」と命名された巡視船は全長約120メートル、幅約14メートル、約3500総トン。速力25ノット(時速約46キロ)以上。定員42人。船価は約121億円。
遠隔で操作できる放水銃、ロシア語や中国語など多言語に対応する停船命令表示装置を備える。内装工事などを経て2025年度中に引き渡される予定。配備先は未定だが、沖縄県・尖閣諸島周辺での領海警備や海上犯罪の取り締まり、海難救助といった任務を想定している。
命名・進水式には関係者約40人が出席。船と港をつなぎ留める支綱(しこう)が切断されると、船体はゆっくりと海に滑り込んでいった。
21年10月に前身の三井E&S造船玉野艦船工場から官公庁船事業を引き継いで以降、三菱重工が初めて受注した巡視船となる。