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アパート火災で初期消火や人救助 玉野市消防本部、2人に感謝状

消火・救助活動で感謝状を受けた近土さん(左)と大塚さん
消火・救助活動で感謝状を受けた近土さん(左)と大塚さん
 玉野市消防本部は11日、同市田井で2月に起きたアパート火災で初期消火や人命救助に当たった、いずれも会社員の大塚正樹さん(50)=同市、近土博史さん(45)=倉敷市=に感謝状を贈った。

 火災は2月24日午後4時10分ごろ発生。近くに居合わせた2人は火災報知機の音と黒煙に気づき、大塚さんは水道ホースで放水するなど初期消火に努めた。消火器で消火活動を行った近土さんは室内で動けずにいた住人を発見し、背負って避難させた。

 玉野市田井の市消防本部で贈呈式があり、井上潤一消防長が「大きな被害につながる可能性もあった」とねぎらい、2人に感謝状を手渡した。大塚さんは「とにかく火を消さなければと無我夢中だった」、近土さんは「助けられてほっとした」と話した。

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