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倉敷・南中吹奏楽部に県わかば賞 介護施設に出張演奏続ける

県わかば賞を伝達された南中吹奏楽部の3年生
県わかば賞を伝達された南中吹奏楽部の3年生
 地元の介護施設への出張演奏を続けている倉敷市立南中(同市西富井)の吹奏楽部に11日、青少年の善行をたたえる県の「わかば賞」が贈られた。

 同部は昨年9月、学区内の介護施設を訪れ、3年生の企画委員が施設職員らと相談して考えた曲目を披露。童謡や演歌などの演奏が利用者らに喜ばれたという。同12月には1、2年生が同施設でコンサートを実施。今月も訪問を予定している。

 同中で伝達式があり、部員58人を代表して部長の3年高木りほさん(15)が県青少年相談員の三宅幸男さん(74)=同市=から賞状を受け取った。

 三宅さんは「地域のためになる素晴らしい活動」とたたえ、高木さんは「校外で演奏する機会を増やし、地域の人を笑顔にしたい」と話した。

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