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Vカップ シーガルズ2連勝 東レを3―1で退ける

第1セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(中央)がアタックを決め、11―7とする。右は東レの深沢つぐみ=笠岡総合体育館
第1セット、岡山シーガルズの佐伯亜魅加(中央)がアタックを決め、11―7とする。右は東レの深沢つぐみ=笠岡総合体育館
 バレーボールV1女子12チームによるVカップは10日、各地で予選ラウンド4試合が行われ、笠岡市の笠岡総合体育館でホーム戦に臨んだ今季リーグ戦9位の岡山シーガルズは8位だった東レを3―1で退け、開幕2連勝を飾った。

 予選B組のシーガルズは第1、第2セットともにレフト佐伯、ライト山城らの得点で終始優位に進めて連取。第3セットは相手の猛攻を防ぎ切れず落としたが、第4セットは20点以降にレフト中本、佐伯らの活躍で逆転して試合を決めた。

 B組ではこの他、リーグ戦準優勝のJTがアランマーレを3―1で下して白星発進。A組ではリーグ覇者のNEC、3位だった埼玉上尾がそれぞれ初戦を制した。

岡山シーガルズ3―1東レ
25―17
25―20
22―25
25―22

 【評】岡山シーガルズは劣勢の第4セットを奪い、勝ち切った。中盤まで3点を追う中、ライト小松原の得点などで終盤に追い付き、23―22からレフト佐伯が2連続で強打を沈めた。セッター妹尾が両サイドの攻撃を生かし、相手に的を絞らせなかったのが大きい。ブロック得点は相手の倍以上の11を数えた。

 東レはアタックの失点14、サーブの失点12と粗さが目立った。就実高出の深沢は24得点と奮闘した。

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